ソーシング・ブラザーズ株式会社は迷惑電話が多い?会社の評判と実は注目されてるワケ

ソーシング・ブラザーズ株式会社は2019年に創業した新しい会社です。ですが、すでに「迷惑電話が多い」と評判が高まっています。

でも、本当に迷惑電話が多いのかや、そもそもどのような電話が多いのかなど、気になることは多いでしょう。

そこで、まずはソーシング・ブラザーズ株式会社とはどのような会社なのか、そして迷惑電話が多いのは本当なのか、そもそもどのような評判があるのかをまとめました。

ソーシング・ブラザーズ株式会社が気になっている方は、ぜひ最後までご覧ください。

ソーシング・ブラザーズ株式会社とは?会社・事業概要は?

会社名ソーシング・ブラザーズ株式会社(SOURCING BROTHERS Co.ltd)
創業2019年
本社所在地東京都千代田区永田町一丁目11番30号 サウスヒル永田町3階
主な事業CVC運営支援
スタートアップ採用支援
スタートアップM&A支援
株主共同創業者
SBIホールディングス株式会社(議決権比率20% 持分適用関連会社)
公式ホームページhttps://sbro.co.jp/

ソーシング・ブラザーズ株式会社は、M&Aコンサルティングを柱とする会社です。その事業は、大きく4つの領域に分けられます。

「CVC運営支援」では、ソーシング・ブラザーズ株式会社がもつネットワークを活かして大手企業とスタートアップを結びつけ、新しい技術やアイデアの創出をサポートしています。

「スタートアップ採用支援」では、人材採用のプロフェッショナルが、スタートアップ企業の採用活動を手厚くサポートしています。これまでに、12,000人以上の人材を支援してきています。

「スタートアップM&A支援」では、スタートアップ企業が必要な資金を効率よく集められるように、投資家とのマッチングプラットフォームを提供しています。過去に、累計で26億円以上の資金調達を支援しています。

「スタートアップメディア」は、スタートアップ関連の最新情報を提供し、エコシステム全体の発展を目指しています。

また、2023年には、SBIホールディングスと資本業務提携を結んでいます。創業から5年以内のスタートアップ企業がSBIグループと資本業務提携をするのは異例なことです。

さらに、上場の準備を進めているとも言われています。ソーシング・ブラザーズ株式会社は今、注目を集めている会社です。

M&Aとはどのような業界?何をしている?

M&A(エムアンドエー)は、「Mergers(合併)」と「Acquisitions(買収)」の略で、企業が合併したり他の会社を買収することを指します。

M&Aには多くのメリットがあります。たとえば、新しい技術やノウハウを手に入れることができたり、新しい市場に進出する手段となったりします。

また、コスト削減や、優秀な人材を確保することも可能です。特に中小企業にとっては、後継者不在問題の解決や従業員の雇用を守るための有効な手段となります。

M&Aの手法には、「株式譲渡」と「事業譲渡」があります。「株式譲渡」は、会社の株を売買することで、売り手の会社が買い手の子会社になることを意味します。

一方、「事業譲渡」は、会社の一部の事業を他の会社に売ることを指します。これにより、会社は不採算部門を整理したり、規模を調整したりすることができます。

M&Aのもう一つの大きな特徴は、提携を含むことです。これは、他の会社と協力関係を築くことで、お互いの強みを生かす戦略です。M&Aは、単に会社を買収するだけでなく、相手との協力によって新しい価値を生み出すことも目指しているのです。

0352077930や0362057938はソーシング・ブラザーズ株式会社からの迷惑電話?

ソーシング・ブラザーズ株式会社には、「迷惑電話が多い」という評判がよく聞かれます。

特に、「0352077930」や「0362057938」からの電話は、ソーシング・ブラザーズ株式会社からの営業電話として多数の報告があります。

その内容はベンチャーキャピタルの出資や提携関連が多く、基本的には「社長と話をさせてほしい」「資料を送ったから詳細を説明させて欲しい」といったトークで電話をかけてきます。

また、何度もかかってくる、という評判も多数あります。その場合は、「その話は不要」「親会社がいる」「資料送付は許可していない」といった言い回しで断っているようです。

また、偉そうで感じが悪い、という評判もあります。

ソーシング・ブラザーズの事業は評判いい?

ソーシングブラザーズは迷惑電話に関する評判が目立ちますが、それでも売上は2期連続で100%増加するという著しい成長を遂げています。また、創業から間もないタイミングでSBIグループと業務提携が成立している点からも、その業績は評価されているといって良いでしょう。

その理由として挙げられるのが、共同代表者が二人とも、元々M&A仲介会社でトップスタッフだったこと、そして優れた情報量を持っていることが挙げられます。

ソーシング・ブラザーズ株式会社は、スタートアップ企業4,000社の事業概要や実績、競合優位性といった情報を、実際に面談して取得しています。

また、上場企業とも情報交換を行っており、その数は500社にのぼります。大企業の決裁は、当然ながらすぐにおりるものではありません。だからこそ、定期的な情報収集とアップデートが欠かせません。

ソーシング・ブラザーズはこうした情報を取得しているため、大企業のニーズをいち早くキャッチアップしています。それがスタートアップの起業家にも頼られる要因となり、さらなる情報収集に繋がっています。

こうした豊富な情報量を武器に、成長している企業といえます。

M&Aの迷惑電話はどんな内容が多い?取り次ぐとどうなる?

ソーシング・ブラザーズからの迷惑電話として多いM&Aの電話ですが、そもそもM&A業界では迷惑電話が多いものなのでしょうか。そして取り次ぐとどうなるのでしょうか。

近年では、中小企業の経営者が高齢化していることもあってM&Aの件数が増えています。また、それにともなってM&A関連の営業電話が非常に増えていると言われています。

2020年には、川野太郎氏がM&A仲介の問題に対して、中小企業庁に対策を指示、「中小M&Aガイドライン」を策定したという事情もあります。

それでは、実際にはどのような営業電話がくるのか、それをご紹介します。

「会社を売って欲しい」という電話

M&A関連の迷惑電話は、「会社を売って欲しい」という内容が多いです。

営業の入口としては、経営者やオーナーに直接話をすることが最初のハードルです。これは、M&Aは普通、従業員には秘密で行われるため、決定権者と直接話をする必要があるからです。

また、受付が「何のご用件ですか?」と尋ねると、「秘密情報なので」と答えて、具体的な内容を明かしません。これは、迷惑電話だと思われることを避けるためです。

社長に電話を取り次いだ場合、仲介会社は「資本提携の提案があります」とか「M&Aのメリットを伝えたい」という内容で話をします。

しかし、実際は初めての電話で具体的な買手企業との交渉はなく、好条件で売ることの約束はないことが多いです。これは、まずは関心を引き、直接会う機会を得ることが目的の場合が多いからです。

このような迷惑電話は一般的に無視されることが多いですが、関心がある場合は、他の仲介会社と比較し、慎重に検討することが大切です。

「会社を買って欲しい」という電話

M&A関連の迷惑電話では、「御社にご紹介したい譲渡企業がある」といった内容も見られます。

もし、会社としてM&Aを積極的に行っているのであれば、担当部署に繋ぐのも一つの選択です。ただし、無関係な業種の案件を持ってきたりする場合は、時間の無駄になる恐れがあります。

社長や担当部署に電話を取り次ぐと、仲介会社から「譲渡企業の紹介」や「NDA(秘密保持契約)の締結」を求められることがあります。

迷惑電話はどう見分ける?断り方は?

ご紹介したように、M&A関連の電話は増えています。では、そもそも迷惑電話かそうでない電話かは、どのように見分ければ良いのでしょうか。

まず、担当者の名前を知らない電話は要注意です。通常、実際の取引相手は担当者の名前を知っています。「代表の方は?」や「○○ご担当の方を」と役職名のみで問い合わせる電話は、営業電話である可能性が高いです。

さらに、一方的に話を進める電話も注意が必要です。話す隙を与えず、相手の同意を得ようとする話し方は、典型的な営業電話です。早い段階で用件を確認し、必要がなければはっきり断りましょう。

こうした特徴に当てはまる電話は、迷惑電話と見なしても良いでしょう。

また、M&A関連の迷惑電話がしつこい場合、M&A仲介協会の会員企業からの場合は、協会の苦情対応窓口に連絡して対処してもらうのも良いでしょう。中小企業庁の情報提供受付窓口に連絡し、上からの対応を求めることも考えられます。

ソーシング・ブラザーズは働きやすい?社員からの評判はどう?

ソーシング・ブラザーズ株式会社は、また創業からまだ4年ほどの会社です。そのため、社員からの評判はまだほとんど出回っていません。

ですが、社員は50名ほど、そして平均年齢は28歳となっているので、若くて勢いのある会社だということがわかります。そもそも、社長自身もまだ30代前半と若い方です。

また、面談をした人の口コミによると、面談はフランクで穏やかだったとのことです。また、退勤は18:30以降が多いそう。もちろん、営業がメインなので遅くまで残っている人もいるかもしれません。

ただ、上場を目指しているということもあって、労働環境の整備は進められていることも想定できますね。

M&A仲介会社全体の働きやすさ・評判はどう?

ソーシング・ブラザーズ株式会社自体の評判は多くありませんが、M&A仲介会社全体の評判はどうでしょうか。

M&A仲介会社における働きやすさや労働環境については、会社や部署によって大きく異なります。

一般的に、M&A業界は成果が年収に直結し、高給を得られる反面、激務であるとされています。例えば、日本M&Aセンターのような大手仲介会社では、月の平均残業時間が90~100時間になることも多いと言われています。

M&Aの仕事は、成果に応じた高収入が魅力ですが、そのためには労力を伴う作業や高い知識水準が求められます。また、スケジュール管理は自分でコントロールできるため、計画的に進めることで休日を取ることも可能です。

リモートワークやフレキシブルな勤務体系を取り入れる企業もありますが、顧客のニーズに応じた柔軟な対応が必要です。

また、多くのM&A仲介会社では、案件に対するチーム制や分業制を採用し、労働時間の調整に努めています。しかし、初回訪問から成約に至るまでのプロセスには多くの時間と手間がかかり、特にデューデリジェンスなどの工程では残業時間が増える傾向があります。

一方で、働きやすさやプライベートの重視については、会社や個人の姿勢によって異なります。

成果を上げることが大前提で、実績を残せないと辞めざるを得ない状況になることもありますが、自由度の高い職場も多いです。M&A仲介業界は、他業界と比較して忙しいことには間違いないものの、ハードワークで体調を崩すほどの過度な激務ではない場合もあります。

ソーシング・ブラザーズの募集職種や年収は?

ソーシング・ブラザーズでは、採用活動を積極的に行っています。主な募集職種は以下の通りです。

  • 管理部
  • セールスオープンポジション
  • M&Aアドバイザー
  • CVCキャピタリスト
  • HRコンサルタント

管理部や各事業に対する募集のほか、希望の事業が決まっていなくても応募できるオープンポジションもあります。また、このほかに毎年新卒も採用を行っています。

年収は、固定残業代を含む400〜700万円。ただし、営業職はそこにインセンティブや賞与が加えられます。

インセンティブは個人売上の約20%をベースに、ご自身の固定給を超過した分をインセンティブとして支給されます。上限は無いため、活躍次第で高い年収を狙えるのが嬉しいところ。

実際、M&A仲介業界の平均年収は2,000万円以上、中には年収3,000万円とも言われるんですよ。

ソーシング・ブラザーズ株式会社はどんな人に向いてる?

ソーシング・ブラザーズ株式会社で向いているのは、以下のような人です。

まず、会社と共に成長していきたい人に向いています。ソーシング・ブラザーズ株式会社はまだまだ創業したばかりの会社です。そのため、これからますます成長していくでしょう。その姿を見ながら、ご自身も成長していきたい人に向いています。

そして、キャリアアップを目指す方や成果に応じた報酬を得たい方にも向いています。成功報酬が高額であるため、成果を上げればそれに見合った報酬が得られます。また、業界自体が人材不足であるため、未経験からでもチャレンジしやすい環境があるんですよ。

M&A仲介業界は自己裁量が大きく、自分自身で目標を設定し、それを達成するための行動を徹底することが重要です。知的好奇心が強く、財務会計、税務、法務など幅広い知識を身につける意欲も必要です。

コミュニケーション力が高いことも重要な要素です。センシティブなM&Aのプロセスでは、お客様のニーズを正確に理解し、適切に伝える能力が求められます。

M&A仲介業界は実力主義です。だからこそ、高い目標を持ち、それに向けてコミットできる人には理想的な環境と言えるでしょう。

ソーシング・ブラザーズ株式会社が向いていない人は?

続けて、ソーシング・ブラザーズ株式会社が向いていない人も紹介します。

まず、人と話すことが苦手な方は、M&A仲介の仕事は難しいでしょう。この業界はクライアントや関係者との密なコミュニケーションが必須です。そのため、人と話すのが苦手な人は活躍が難しくなります。

次に、「楽して稼ぎたい」と考える方もM&A仲介業界には向いていません。M&A仲介は高い報酬が得られる可能性がありますが、それには膨大な仕事量と長時間の勤務が伴います。簡単に稼げる職業ではなく、ハードワークが必要です。

さらに、「泥臭い仕事が嫌い」という方も不向きでしょう。M&A仲介業務には、テレアポや直接訪問、手書きの手紙など、根気のいる作業が含まれます。これらを避けては、成功することは難しいでしょう。

M&A仲介業界は、継続的な自己成長と主体的な行動が求められる環境です。これらの特徴に当てはまる方は、他の業界や職種の方が適している可能性が高いでしょう。

まとめ

ソーシング・ブラザーズ株式会社は迷惑電話が多いと言われています。確かに、M&A仲介を行っている会社なので、営業電話がかかってくることは避けられないでしょう。

ですが、そもそもM&A仲介業界全体に対して、迷惑電話が多いという評判が多いです。どうしても気になる場合は、適切な窓口への連絡も検討しましょう。

ですが、企業として見ればソーシング・ブラザーズ株式会社は成長している注目の会社です。

設立してから時間が経っていないので、働く側の評判もまだ多くはありません。それでも、社員の人数や平均年齢、そして面接した方の口コミを見る限り、若くて勢いのある会社というのが伝わってきます。

これからも注目したい会社の一つですよ。