野村総合研究所で働くのはやめとけ?激務でやばいと評判の真相と社員の声

野村総合研究所のような大手企業の場合、様々な部署があって実際にどのような労働環境かわかりにくいですよね。「野村総合研究所で働くのはやめとけ」と言われることもあります。

この記事では、同社で働く人々の率直な声や外部からの評価を詳しく紹介し、実際の労働環境やキャリア成長の機会を紹介します。この記事を読むことで、野村総合研究所がどれほど自分に合っているか、判断できますよ。

この記事を参考に、ぜひあなたのキャリアステップに役立ててくださいね。

野村総合研究所とはどんな会社?事業内容は?

社名株式会社野村総合研究所
主な事業コンサルティング、金融ITソリューション、産業ITソリューション、IT基盤サービス
本社所在地東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ
資本金24,701,302,200円
代表者此本 臣吾
公式ホームページhttps://www.nri.com/jp

野村総合研究所は、1965年に設立された日本の先駆的な情報サービス企業です。東京都千代田区大手町に本社を構え、コンサルティングをはじめとして幅広い事業を展開しています。

主な事業内容としては、民間企業や官公庁への戦略コンサルティング、ITコンサルティング、金融業や流通業を中心としたシステム構築・運用などがあります。特に、システム構築や運用において顕著な強みを持っており、顧客からの評価も高いです。

また、野村総合研究所は国際的な展開も積極的に行っており、国内外の多様な市場において、高い技術力と豊富な経験を生かしたサービスを提供しています。

「未来創発 ― Dream up the future.」というステートメントにも表れているように、革新的なビジネスモデルを通じて新しい価値を創出し続けています。このような姿勢が、長期にわたる事業の成功を支えている要因の一つとされています。

野村総合研究所は、問題解決に向けた総合的なコンサルティングで、産業界や金融業界から高く評価されている企業です。

野村総合研究所は激務すぎる?やめとけと言われる理由とは?

野村総合研究所は、その高い知名度と確かな実績から多くの若手職員に選ばれていますが、一部では「激務すぎる」という評判も聞かれます。

この評判が生まれる背景には、同社のプロジェクトが多岐にわたり、特に大規模案件においては期限内に成果を出すプレッシャーが存在するからです。実際、開発現場では技術的な挑戦とともに、厳しいスケジュールが課されることが多いとされています。

また、会社の知名度が高い分だけに顧客の要求もハイレベルであり、それに応えるための努力が求められます。そのため、残業が常態化してしまうこともあります。

このような状況は、特にワークライフバランスを重視する人にとっては厳しい環境かもしれません。こうした状況から、「野村総合研究所はやめとけ」という評判が多く見られるのです。

しかし、これらは同時に、スキルアップやキャリア形成の大きなチャンスともなり得るため、挑戦を求める人には適した職場と言えるでしょう。

野村総合研究所の評判はやばい?

野村総合研究所は、激務すぎてやばいという声が目立ちますが、それ以外にも様々な観点で「やばい」という口コミが見られます。特に注目したいのは、以下のような内容です。

  • 仕事のやりがいが感じられない
  • 新技術の学習機会が少ない
  • 社内の人間関係が希薄
  • 威圧的な管理スタイル
  • 上層部と現場の乖離

ここでは、野村総合研究所で働く多くの人々が、どのように感じているかを紹介します。

仕事のやりがいが感じられない

野村総合研究所での業務は多くが維持・運用が中心であり、新しいプロジェクトや挑戦的な任務に関わる機会が少ないとされています。また、下請けパートナー企業の管理が主になるという意見もよく見られます。

このような業務内容では、社員が新しいアイデアを形にすることが少なく、仕事に対する達成感や充実感を得にくいのです。逆に日々同じような業務が続き、マンネリを感じている社員も少なくありません。

特に若手の社員からは、スキルアップやキャリアアップにつながるような挑戦的な仕事が少ないとの声が上がっています。これが、社員のやる気やモチベーションの低下につながっている、という指摘があります。

新技術の学習機会が少ない

新しい技術やトレンドに対する教育プログラムが充分でないというという問題も、指摘されています。

仕事内容は管理業務が多く、顧客の業務であっても、IT技術に触れる機会が得られない場合があります。また、既存のシステムの維持や更新作業に追われており、最新技術の学習に割ける時間が不足しています。

さらに、会社が提供する研修も限られており、自己学習に頼らざるを得ない状況が続いているのです。

技術の進化が速いIT業界において、こうした状況は自己成長やキャリアアップを遅らせる原因ともなりかねません。そのため、野村総合研究所でのキャリアパスが限定的に感じられることもあるのです。

社内の人間関係が希薄

野村総合研究所では営業活動やマネージメント業務が主となります。また、基本的に一人で業務をやり遂げる文化もあるため、結果的に部署感やチーム間の交流が薄く、コミュニケーションが希薄になりやすい環境にあります。

さらに、自分の担当範囲を線引きしてしまうスタイルの社員も多いため、チームではなく個の集まりで仕事をしている、という印象を持っている社員もいます。

こうした環境は、新人社員や異動してきた社員が馴染みにくいことにもつながっています。そして、似た業務の連続に嫌気がさして退職を決意する人も少なくないようです。

威圧的な管理スタイル

長い歴史をもつ企業なだけに、管理スタイルに関して昔ながらの威圧的な側面が指摘されることがあります。一部のマネージャーやプロジェクトリーダーが、強い口調で指示を行い、部下に対するプレッシャーを強めることがあるのです。

もちろん、全ての部署でこうした状況が起きている訳ではありません。それでも、このような管理方法が部下が自由に意見を言いづらい環境を作り出し、チーム全体のコミュニケーションが機能しなくなることもあるようです。

そして、結果的に社員のモチベーションが低下し、クリエイティブなアイディアや改善案が出にくい状態になってしまいます。時には強烈なリーダーシップでチームをまとめる必要がある時もあるでしょう。

ですが、いきすぎた管理によってメンタルが不調になってしまう人もいるようです。

マネジメント層と現場の温度差や放置

マネジメント層と現場に、大きな壁を感じている社員もいます。マネジメント層は売上や経営陣の評価を気にして現場に数字目標だけを課すだけで、その方法は完全に現場任せと感じている社員が少なくないのです。

また、上層が詰まっていて昇給・昇格が進まず、結果的に現場のモチベーションが下がっているという意見も見られます。

逆に、現場やマネジメント層は革新や変革を求めていても、権限を持っている社員が変化を嫌うために組織が硬直化している、という意見も見られます。

こうした立場による違いによって、仕事へのモチベーションが下がっていることも、野村総合研究所のやばい評判としてあげられています。

野村総合研究所の良い評判

野村総合研究所にはネガティブな評判や口コミが少なくありませんが、ポジティブに捉えている評判も見られます。また、特定の部分に対してはネガティブに捉えていても、全体的には会社に対して良い印象を持っている社員も多くいます。

  • 野村総合研究所で感じる働きがい
  • スキルアップと自己成長の機会
  • 高収入を得られる可能性

ここでは、野村総合研究所の良い評判について紹介します。ぜひ、参考にしてください。

野村総合研究所で感じる働きがい

野村総合研究所の良い評判とまず挙げられるのは、社員が実感する働きがいです。特に、大企業や官公庁をクライアントとして、社会的に影響力のある案件に携わる機会が豊富です。これにより、社員は日々の業務が直接社会に寄与している実感を持つことができるのです。

特に、基幹システムの構築やDXプロジェクトなど、新しい技術を駆使したサービス開発に関わることができます。これらのプロジェクトは社会のインフラを支える重要な役割を担っているため、そこに関わることで大きな達成感を味わうことができます。

また、野村総合研究所は若手社員にも積極的に責任ある仕事を任せる風土があります。自らのアイデアや提案が直接プロジェクトに反映され、それが形となって世に出る過程は、大きなモチベーションに繋がっています。

大規模な案件に関わることは、それ自体がプレッシャーでもありますが、それを乗り越えたときの充実感は計り知れません。自分の力が試され、それに応えたときの成長を実感できるからです。

野村総合研究所で働くことは、自らを成長させ、社会に貢献する機会を得ることに繋がっています。

スキルアップと自己成長の機会

野村総合研究所は、従業員のスキルアップと自己成長を重視する文化を持っています。特に若手社員に対して早い段階からプロジェクトに参加させ、上司のサポートを得ながら経験を積むことができます。そのため、「新卒や若手が入る会社としてはおすすめ」という意見がよく見られます。

また、野村総合研究所では資格取得を積極的に支援しています。特定の資格に合格した場合、受験料が返還される制度があります。

さらに研修プログラムにも力を入れており、入社後には年次に応じた研修を受ける機会が豊富に設けられています。これにより、社員は常に最新の知識を身につけることができ、そのスキルを日々の業務に活かすことができるのです。

プロジェクトマネジメントのスキルや基本的なシステムエンジニアリングの知識も、実際のプロジェクトを通じて深めることができます。これは、大規模な案件に関わることが多い同社ならではの強みです。

実際に大手クライアントとのプロジェクトに携わる中で、クライアントの要望に応える形で自身の能力を磨いていく過程は、多くの社員にとって大きなやりがいにもなっています。

高収入を得られる可能性

野村総合研究所は、給与面での評価が高い企業の一つです。年功序列に基づいた給与体系が採用されており、年齢と共に給与が自動的に上がる仕組みがあります。この点は、長期的に安定した収入を求める方にとって大きな魅力となっています。

具体的には、30代で年収が1000万円に到達することは十分に可能です。40代になると、役職に応じてさらに収入が増加し、グループマネージャーや部長職に就いた場合、年収が2000万円を超えることも珍しくありません。最高経営層では、年収が5000万円から6000万円に達することもあります。

同社では賞与も業績に応じて支給されますが、その額は他社と比較しても決して低くはありません。また家賃補助の制度もあり、最大で月6万円まで支援が受けられるため、都市部での生活費の負担を大きく軽減することができます。

このように、野村総合研究所では年齢と共に給与が増える仕組みが整っており、特に賞与の額が大きい点が特徴です。

野村総合研究所が向いている人

野村総合研究所は、幅広い業務と先進的なプロジェクトを扱う企業です。ここで活躍できる人物は特定の特徴を持っています。

  • ​​自己主導で学び続ける姿勢を持つ人
  • 高いコミュニケーション能力を持つ人
  • 常にチャレンジ精神を持って前向きに取り組める人

その特徴を持つ人々は、野村総合研究所の多様なチャレンジと成長の機会を最大限に活用できるでしょう。

自己主導で学び続ける姿勢を持つ人

まず、新しい技術や知識を積極的に学んでそれを仕事に活かすことができる人は、野村総合研究所でのキャリアアップが期待できます。

野村総合研究所で成功するためには、自ら学び続ける意欲が必須です。技術的なスキルはもちろん、プロジェクト管理やコンサルティングの能力も求められます。

特に、同社は研修制度が充実しており、資格取得支援も積極的に行っています。このような環境で、自己の成長を重視して能動的に学びを進めることができる人は、非常に高いパフォーマンスを発揮できるでしょう。

高いコミュニケーション能力を持つ人

野村総合研究所は多くの大手企業とのプロジェクトを手掛けています。プロジェクトの成功は、技術力だけでなく、チーム内外の人々との円滑な関係構築に依存しています。

したがって、意見を適切に伝えて調整できる能力を持つ人は、野村総合研究所で大きなパフォーマンスを発揮できるでしょう。

また、様々なバックグラウンドを持つチームメンバーと協力してプロジェクトを推進することができるため、チームで協働することに喜びを感じる人にとって理想的な職場です。

常にチャレンジ精神を持って前向きに取り組める人

野村総合研究所では、新規プロジェクトや未踏分野への挑戦が常にあります。特にデジタルトランスフォーメーションや新しいビジネスモデルの開発など、革新的な取り組みに対する積極的な姿勢が求められることが多いです。

そうした環境で、新たな発想に基づいた提案ができる人や、未知の領域に挑むことにやりがいを感じる人は、大きな成功を収めることができます。

リスクを取りながらも、そのプロセスを楽しむことができる人は、野村総合研究所での仕事を通じて大きな成就感を得ることができるでしょう。

野村総合研究所が向いていない人

野村総合研究所に限らず、企業にはそれぞれの企業風土や制度があるため、向いている人と向いていない人がいます。それでは、野村総合研究所が向いていないのはどのような人なのでしょうか。

例えば、高度なコミュニケーションスキルやチームワークが求められるため、単独での作業を好み、他人との協調をそれほど重視しない人にとっては、プロジェクト進行の中でストレスを感じることがあるでしょう。

また、野村総合研究所ではプロジェクトによっては長時間労働が必要になることもあります。そのため、定時で帰ることを重視する人には向いていないかもしれません。

野村総合研究所で活躍するためには、自己成長のために積極的に学習を進める姿勢や、チームで協力して働くコミュニケーション力、そして時には個人の時間を削って業務に勤しむ覚悟が必要です。

これらに抵抗がある場合は、他の企業や業界の方が適しているかもしれません。

まとめ

野村総合研究所は、情報技術やコンサルティングサービスを事業内容とする日本の一流企業です。その業務は多岐にわたり、大手企業や官公庁を中心に、社会システムの構築からビジネスの最適化まで、幅広いプロジェクトを手がけています。

多忙になりがちで、高いパフォーマンスが求められる環境のため、自己成長に向けて積極的な姿勢が必要です。

その反面、大企業や官公庁の仕事に携われるチャンスがあり、従業員に対する教育制度も充実しています。そのため、キャリアアップを目指す者にとって理想的な環境がありますよ。