株式会社ネオキャリアの評判はやばい?離職率が高いと言われる理由と実情

ネオキャリアは、体育会系で勢いがいい会社という印象を持たれています。それだけに、良い評判だけでなく、悪い評判も少なくありません。

中には厳しすぎてヤバイ、という声も聞かれますが、本当にそうなのか、気になるところではありますよね。

また、ネオキャリアが運営する人材派遣サービスにも、同様に「ヤバイ」という声が聞かれます。

そこで、そもそもネオキャリアは何がそんなに「ヤバイ」と評判なのか、そしてそれは本当なのかをまとめました。

この記事を読めば、ネオキャリアがどのような会社なのか、そしてご自身に合っているのかがわかりますよ。

ネオキャリアってどんな会社?

運営会社株式会社ネオキャリア
本社所在地東京都新宿区西新宿1-22-2 新宿サンエービル 2階
主な事業就職エージェントneo
第二新卒エージェントneo
wakumo
公式ホームページhttps://www.neo-career.co.jp/

ネオキャリアは、2000年に中途採用支援や求人広告事業からスタートしました。現在は人材、IT、ヘルスケア、グローバルの4つの分野を軸に、35以上の多様なサービスを提供している会社です。また、保育施設や介護施設も運営しています。

特に求人広告の代理店として200以上のメディアを取り扱っており、全国60か所以上の拠点を持っています。

さらに、アジアを中心に10ヶ国15拠点でも事業を展開。世界に挑戦する人や企業を支援しています。

ネオキャリアは、さまざまな分野での事業を通じて、社会の多様なニーズに対応し、成長し続けている企業です。

ネオキャリアの悪い評判って?ノルマがきついのは本当?

「体育会系でノルマがきつい」「やりがい搾取」といった悪い評判をよく目にするネオキャリア。まずは、就職・転職するにあたってネオキャリアにどのような評判があるのかをみていきましょう。

特に注目を集めているのは、以下のような口コミです。

  • 残業が多めでノルマがきつい
  • 同業他社と比べて年収が低い
  • 離職率が高くてヤバイ
  • 若手でも積極的にチャレンジができる
  • 女性に対する制度・福利厚生が手厚い

悪い評判もありますが、良い評判も少なくありません。また、以前のイメージに引きずられている声もあります。それぞれ、ご紹介します。

残業が多めでノルマがきつい

ネオキャリアのヤバイ評判としてまず挙げられるのが、ノルマや激務が辛い、という口コミです。

ネオキャリアは、人材派遣業界で急速に成長してきました。しかし、その成長は残業の多さや、厳しいノルマによって生み出されたという評判があるんです。

また、採用の募集要項には45時間分の固定残業代が含まれています。体育会系の気質が強いという口コミもあり、ノルマを達成するためには勤務時間が長引くことも少なくありません。

ただし、現在はパソコンが21時に強制シャットダウンされると言われており、以前に比べれば長時間労働は減ってきていると言えるかもしれません。

また、特に営業職は、ノルマ達成を求められるのが避けられない職種でもあります。もちろん、それがいき過ぎてしまって悪い評判に変わっていると言えますが、営業職として入る場合は少なからず覚悟しておく必要があるかもしれませんね。

同業他社と比べて年収が低い

激務であることと並んでネオキャリアがヤバイと言われるのが、「年収の低さ」です。

ネオキャリアではインセンティブ制度が強調されており、実力が評価されることを望む人には適しているかもしれません。ですが、同業他社と比べると、平均年収で約100万円程度の差が存在すると言われています。

また、口コミの中にはやりがい搾取であるという声もあります。

20代のうちに成長することを重視する社風があるため、高い年収よりも成長の機会を提供することに重点を置いているようです。

このように、低賃金+長時間労働によって成長してきたと噂されているのが、ネオキャリアがヤバイと言われる理由となっています。

離職率が高くてヤバイ

低時間と長時間労働の結果として生まれてくるのが、「離職率が高過ぎてヤバイ」という評判です。実際に、退職した人の口コミを見ると「離職率は明らかに高い」という声をよく目にします。

若い社員が多いというのがネオキャリアの特徴ですが、それは残る社員が少ないということの裏返しでもあります。

ただし、現在は様々な取り組みによって離職率は下がりつつあり、以前に比べて10%以上も落ちている、という成果もあるようです。

また、若い人が多いということは年代の近いメンバーでコミュニケーションを取れるということでもあるので、そうした環境が好きな人にとっては働きやすい環境とも言えそうです。

若手でも積極的にチャレンジができる

ネオキャリアには悪い評判が少なからずありますが、良い評判や口コミも見受けられます。特に大きいのが、若手でも積極的にチャレンジできる環境がある、という声です。

特に「ネオつく」という制度は注目されており、新卒1年目の社員でも新規事業のプランを発表することが可能です。これは、社員に多くの刺激を与え、新しいアイデアを生み出す機会となっています。

また、ネオキャリアでは大学生を対象にしたインターンシップを実施しており、参加者には本格的な企画立案に取り組む機会が与えられます。そして、優秀な企画には新規事業立ち上げの権利が与えられます。

このように、若手でも積極的にチャレンジできる環境があり、かつ素晴らしいアイデアに対してしっかりと評価をしてもらえるんですよ。

さらに、昇格のスピードが早いことも特徴です。結果を出せば、若くてもマネージャーなどの責任あるポジションに就くことができます。

会社は「成長し続ける」という理念を掲げており、自身の行動次第で新規事業の企画やマネジメントなど、成長する機会が豊富に提供される環境が整っています。

女性に対する制度・福利厚生が手厚い

女性に対する制度や福利厚生が手厚い、というのも、ネオキャリアでみられる評判の一つです。

実力があれば与えられる役職に性別は関係なく、産休や育休の取得もしやすい環境が整っています。このため、復職する女性が多い傾向にあるんです。また最近では、新卒採用でも男女比で女性が多い状況が見られます。

時短勤務などの仕組みも整っており、子どものイベントに合わせて休暇を取ることが可能です。これにより、母親としても働きやすい環境が提供されていると評判なんです。

このように、女性社員を支えるための制度が充実しており、ライフステージが変化しても問題なく働けるように配慮されています。このような環境は、女性社員にとって心強い支援となっています。

ネオキャリアが向いてるのはどんな人?

ネオキャリアは、20代のうちに大きく成長したいと思っている人にはおすすめです。若いうちから営業スキルを身につけることができますし、若いうちにスキルや経験を積み重ねることで、30代以上になった時に同年代と差をつけることができます。

また、意識が高くポテンシャルを持った人たちとの関わりも多いので、そうした環境に身を置きたい人には適しています。

さらに、若いうちから新しいプロジェクトやグローバル事業に関心がある人にも向いています。国際的なビジネスに携わるチャンスがあるため、世界を舞台に活躍したいと思っている人には最適です。

最後に、多くの女性にとっても適した職場と言えます。職場環境は改善されており、女性に福利厚生も手厚く整っているため、ライフステージの変化を見据えた働き方もしやすい環境と言えます。

ネオキャリアの人材派遣サービスは評判はどう?ヤバイ口コミはある?

ネオキャリアに社員として働くのは、人を選ぶというのが正直なところ。それでは、人材派遣サービスはどうなのかも、気になりますよね。

そこで、ネオキャリアの人材派遣についても評判や口コミをまとめました。

多いのは以下のような内容です。

  • 担当者の対応が悪い
  • 釣り求人の割合が多い
  • スキルアップやパソコン研修がない
  • 前払いのサービスが充実している
  • 紹介予定派遣の仕事が多く短期も充実している

こちらも、それぞれご紹介します。

担当者の対応が悪い

ネオキャリアで特にみられる悪い評判は、担当者の対応が悪いという意見です。

連絡の頻度が遅い、しつこい、求職者の立場に立って考えないなど。サービスを利用して不快な思いをしてしまった方は、少なくありません。

特に、スタッフの対応や連絡のスムーズさなど、基本的なサービスの質に問題があると感じられる声が多いことが分かります。

利用者の立場を十分に考慮し、サービスの向上を図ることが必要だと考えられます。

釣り求人の割合が多い

釣り求人の多さに対する指摘も、ネオキャリアでよくみられる意見です。

釣り求人とは、実際には存在しない、もしくは募集を締め切っている魅力的な求人を掲載することで、登録を促す手法のことです。気になる求人に応募しようとすると、実際には応募できずに他の求人へ誘導されます。

また、登録後には関連性の低い求人の勧誘がしつこくあるとの報告もあります。

そのため、ネオキャリアの求人を見る際には慎重に検討する必要があるかもしれません。虚偽の求人広告は違法ですが、実際の求人と異なる情報が掲載されることがあるため、登録や応募を検討する際には十分な注意が必要です。

スキルアップやパソコン研修がない

スキルアップやセミナーが無いことも、ネオキャリアの悪い評判として挙げられます。

多くの派遣会社では、スキルアップやビジネスマナーに関する研修が充実しています。ですが、ネオキャリアにはそのような研修制度がないんです。

このため、未経験から仕事を始めたい方や、しっかりとスキルや自信を身につけてから仕事に臨みたいと考えている方からは、利用されにくい一面があります。

特に、紹介予定派遣を利用して正社員を目指す人にとっては、研修がないことが大きなデメリットとなり得ます。スキルアップの機会が限られているため、仕事を通じて成長したいと考えている人にはおすすめしにくい派遣会社となっています。

前払いのサービスが充実している

悪い評判が目立つネオキャリアの派遣事業ですが、良い評判も少なからずあります。その中でも特に多いのが、給与の前払いサービス「enigma pay」の存在です。

「enigma pay」は、従業員が働いた分だけの給与をいつでもどこでも受け取ることが可能なサービス。スマートフォンやパソコンで簡単に申請でき、最短で即日に給料を受け取ることもできます。

急にお金が必要になった場合でも、働いた分の給料を簡単に受け取ることができるので、非常に便利で評判がいいんです。

他の派遣会社と比較しても、この前払いサービスは特に充実しています。働いた分の給料を早めに受け取ることができるため、早く給料が必要な方にとっては大変便利なメリットです。

また、社会保険や交通費の支給、退職金手当などのサポート体制も充実している他、担当コーディネーターが定期的に面談を行い、仕事に関する相談に乗る体制も整えられています。

このように、派遣スタッフが働きやすいように様々なサービスを提供していることも、ネオキャリアの特徴として高く評価されています。

紹介予定派遣の仕事が多く短期も充実している

ネオキャリアでは、紹介予定派遣の仕事が多いことも良い評判として挙げられます。特に、東京などの首都圏でその傾向が強め。約4割の求人が、最終的に正社員として採用されることを前提とした紹介予定派遣の仕事です。

派遣就業中の成果や仕事ぶりが評価されると、大企業の正社員としての採用も可能になります。これは、将来的に正社員として働くことを希望している方にとって、大きなメリットですよね。

20代の第二新卒者やフリーターを対象とした転職支援も行っており、求人紹介から応募書類の書き方、面接対策まで、希望の就業先で働けるようサポートしてくれます。

ネオキャリアでは、紹介予定派遣を通じて将来的に安定した正社員として働く道を目指すことができるため、キャリアアップを考える方にとって魅力的な選択肢です。

また、逆に短期や単発、週3日からの仕事などの働き方も選ぶことができます。時給1500円を超える求人も多く、待遇面での満足度も高いと評価が高まっています。

未経験者も積極的に採用されているので、経験がない職種でもチャレンジしやすいです。

ネオキャリアの人材派遣サービスは利用すべき?おすすめなのは?

良い評判も悪い評判もあるネオキャリアの人材派遣サービスですが、まとめると以下のような人におすすめです。

  • 紹介予定派遣で働きたい方
  • コールセンターや介護の仕事を探している方
  • IT関連の仕事に就きたい方
  • Wワークや副業希望の方、就業時間に制限がある方
  • 短期でしっかり稼ぎたい方

まずは、紹介予定派遣で働きたい方におすすめ。案件が豊富でサポート体制も整っているため、将来の正社員化に向けて一歩踏み出すことができます。

また、事務職や介護、IT関連に特化した派遣サービスを展開しているため、それらの業種に就きたい方にもおすすめです。

まとめ

ネオキャリアという会社は、良くも悪くも若手中心で勢いのある会社です。そのため、ある人によっては悪い意味でヤバイと感じ、またある人にとってはいい意味でヤバイと感じる会社と言えます。

ただし、大きく成長しているのは間違いなく、かつ、今の時代に合わせて変化している会社でもあります。そのため、もし気になった方はぜひチャレンジしてみましょう。

また、派遣サービスも一長一短はありますが、着実に利用者が増えているサービスです。

悪い評判も良い評判も、その理由や背景にあることを踏まえて、ご自身で判断することが大切。そうすることで、自分にあっているかどうかが見えてきますよ。

ご自身にあった、後悔のない選択をしてくださいね。