株式会社アクセルは本当に怪しい?営業停止の真相と働きやすさを徹底解説

株式会社アクセルは、人材派遣を中心に多角的な事業を展開する企業です。
評判には賛否両論あり、違法行為による営業停止や従業員の不満など、暗い影が付きまっています。
一方で、若手主導の活気ある職場環境や自律性を重視する姿勢など高評価を受けているようです。

ぜひ記事を読み進めて、株式会社アクセルが理想の職場環境と自己実現の道筋になるかを判断してみてください。

株式会社アクセルとはどんな会社?事業内容は?

社名株式会社アクセル
主な事業・人材派遣事業
・セールスプロモーション事業
・業務委託事業
・IT・Web事業
本社所在地大阪市北区梅田3-3-45 マルイト西梅田ビル4F
資本金5,000万円
代表者名小室 豊
公式ホームページhttps://www.axcell-inc.jp/

株式会社アクセルは、企業の課題解決と働く人々の可能性拡大を目指す多角的な事業を展開する会社です。

主要な事業は「人材派遣事業」「セールスプロモーション事業」「業務委託事業」です。

人材派遣事業では、企業のニーズに合わせた人材を派遣し、企業の課題解決をサポートしています。

セールスプロモーション事業では、店頭や街頭における販売促進活動をおこなっています。

業務委託事業は、プロジェクトの企画段階から運営までを一括して請け負い、企業が直面するさまざま課題に対応する事業です。

株式会社アクセルの強みは、これらのサービスをつうじて企業のニーズに総合的に応えられる点にあります。
特に人材派遣とセールスプロモーション分野では豊富な経験と実績を持っており、多くの企業から高い信頼を得ています。

株式会社アクセルは怪しいと言われる理由

株式会社アクセルが怪しいといわれる理由は、以下の4つ理由です。

  • 口コミ評価の不一致
  • 電話勧誘への不安
  • 契約内容のトラブル
  • 給与・福利厚生への不満

中でも深刻な問題は2019年に発覚した違法行為による営業停止です。

法令を遵守しなかった点が、企業の信頼性や倫理観に影響して、株式会社アクセルは「怪しい」と評価を受ける要因になったのでしょう。

株式会社アクセルが営業停止になったワケとは?

株式会社アクセルは、2019年4月から同年8月までの約5ヶ月間、違法な労働者供給事業に関与していました。

A社から1,522人日分の労働者を受け入れ、労働者をB社、C社、D社の3社に派遣していたのです。

この行為が違法とされた理由は以下の2つです。

  1. A社との契約は労働者供給契約であるにも関わらず、職業安定法第44条で禁止されている労働者供給事業から労働者を受け入れたこと。
  2. B社、C社、D社との契約を労働者派遣契約としていましたが、実際にはA社から違法に受け入れた労働者を派遣していたため、労働者供給契約に該当し、同じく職業安定法第44条に違反していたこと。

つまり、株式会社アクセルは、違法な労働者供給事業の仲介役となり、労働者の権利を侵害する法令違反が発覚したため、営業停止処分を受けました。

株式会社アクセルの悪い評判

株式会社アクセルの悪い評判には、従業員の労働環境やキャリア開発に関する深刻な問題が浮き彫りになっています。

以下のように、就職や継続勤務をおすすめできない理由が明らかになっています。

  • 低水準の給与と不透明な評価制度
  • 期待と現実のギャップがある勤務体制
  • キャリアアップへの失望と早期退職の要因
  • 表面的な女性活躍の裏側の問題
  • 従業員のモチベーション崩壊

上記の要因から、会社全体の士気低下やスキルアップの機会不足につながっているようです。

では、株式会社アクセルでの就労をおすすめできない各問題点について、より詳細に背景や影響について探っていきましょう。

低水準の給与と不透明な評価制度

一般的な新卒社員と比較して低水準である点です。
残業代は基本的にないとされており、給与面での不満が大きいようです。

また、評価基準が不明確な点にも原因があります。
上司の評価方法が不透明で、やりがいを感じられないという声もあるようです。
派遣先の評価が良くても、給与や待遇に反映されにくい仕組みが不満と感じている点になります。

従業員の定着率や満足度に悪影響になっている可能性があるでしょう。

期待と現実のギャップがある勤務体制

入社時に1年間の研修があると取引先で勤務をさせられ、期間限定の勤務であったにもかかわらず本社での仕事が叶わなかったのが、不満になっているようです。

また、元々事務職として土日休みを希望して入社したにもかかわらず、研修先がシフト制のため、何度か土日勤務を経験したと報告があります。
労働条件の期待と実際の勤務体制の不一致からくる不満があるでしょう。

全体的に従業員の希望や期待に沿った勤務環境にはなっておらず、若手社員の定着率の低さにつながっている可能性があります。

キャリアアップへの失望と早期退職の要因

本社に戻れるといわれたにもかかわらず、1年以上経過しても進展がなく、具体的な見通しが提示されない状況に不満と不安があるようです。
改善についての明確な説明がなく、従業員が待つしかない状況に置かれています。

また、求人情報と実際の業務内容についても大きな乖離がありました。
面接コーディネーター業務と説明され入社したが、クレジットカード業務に配属されるなど、入社後の労働条件が異なっていた点です。
従業員の満足度低下や早期退職検討につながっていると考えられます。

表面的な女性活躍の裏側の問題

女性社員が多くいますが、女性の声や対応が顧客サービスに適しているだろうという固定観念にもとづいている可能性があります。
そのため、女性のみがキャリア発展の機会が制限されるという懸念点があるでしょう。

また、接客業ならではの問題があります。
常に立ちながら対応をするため、女性特有の健康問題である生理痛や妊娠関連からくる体調不良などに対する配慮が不十分である可能性があります。

接客業の中でも、モバイル事業部での残業の多さは、ワークライフバランスが維持できず、結婚や出産後のキャリア継続にも影響するでしょう。

表面的には女性が多く働いており、男女平等の企業にも見えますが、実際には昇進や長期的なキャリア形成において不利な状況に置かれている可能性があります。

社員のモチベーション崩壊

仕事のパフォーマンスに対する評価や建設的なフィードバックがないため、社員は自身の成長や改善点を把握できず、モチベーションを失っています。

営業力は身につくかもしれませんが、募集時に記載のあったコーディネーターの力が身につかないなど、期待しているスキル向上の機会もないとされています。

また、営業成績が良くても給料に全く反映されないという状況が、さらなる不満を生み出しているといえるでしょう。

従業員は将来的な成長やキャリアアップの展望を持てなくなり、働きがいすら感じられない状況になっているようです。

株式会社アクセルの良い評判(以下から5つ)

株式会社アクセルは、主に自主性やチームワーク、多様性を重んじた環境を整えている会社です。

特に以下の5つの要素から良い評判が生まれているようです。

  • 若手主導の活気ある職場と強力なチームワーク
  • 自律性重視の職場環境
  • 挑戦と成長と人脈形成できる環境
  • 市場シェア拡大と活気ある企業文化
  • キャリアウーマンの理想的な職場環境

受け身な企業ではなく、挑戦者たちが集う場として大きく評価されています。

では、株式会社アクセルの良い評判がなぜ生まれているのか、より詳細に背景や影響について探っていきましょう。

若手主導の活気ある職場と強力なチームワーク

若い層が中心となっており、活気に満ちた環境が整っているようです。
新しいアイデアの取り組みができる現場が想像できます。

新規事業の立ち上げ期には、新入社員を含むさまざまな立場の社員が積極的に発言できる風通しのよさが伺えます。

また、上司と部下の距離が近く、部署全体でのチームワークも強いという点も高く評価されています。

若々しさと活気、オープンなコミュニケーション、強いチームワークが特徴的な働きやすい職場環境を提供しているといえるでしょう。

自律性重視の職場環境

自律性が尊重される職場のため、社員が自分のペースで仕事を進められる環境が整っています。目標設定から自己スケジューリングまで、自主性を重んじる職場が働きやすいと感じる社員も多いようです。

キャリアや業務に対して主体的に取り組むことができれば、成長を感じやすいはずです。上司や先輩のサポート体制も整っており、積極的に行動を起こせる人にとっては理想的な職場であるといえるでしょう。

挑戦と成長と人脈形成できる環境

社員の積極性が高く評価されるため、周囲から良い影響を受けながら働ける環境が整っています。

自ら手を挙げれば、さまざまな仕事にチャレンジできる機会が豊富にあり、社員の潜在能力を引き出してくれるキャリア開発にも積極的なようです。上司が意見をよく聞いてくれる環境があり、コミュニケーションが円滑なため、社員は安心して業務に取り組みつつ、新しいアイデアを提案しやすい雰囲気があると考えられます。

また、業務の幅が広いため、色々な経験を積むことで総合的なスキル向上やキャリアの選択肢を広げられるでしょう。

市場シェア拡大と活気ある企業文化

企業の売上が年々右肩上がりで成長していることが大きな強みです。

同時に社員数も安定して増加しているため、会社が拡大期にあり、新たな人材を積極的に採用しているとも捉えられます。業界で見てもシェアの伸び率が高く、競合他社と比較しても顧客数が増加傾向にあるのが大きな強みだと評価されているようです。

成長性と若々しい社風が、大企業にはあまり見られない特徴だと評価されており、今後さらなる成長と業界での地位が確立されていくと予想されています。

キャリアウーマンの理想的な職場環境

仕事をする場所によりますが、女性社員の産休と育休がわりと取りやすい環境が整っています。

女性のキャリアに関しては、部長クラスにも多くの女性社員がいることから、キャリアアップの機会は多そうです。また、女性だからといって、男性社員のあたりが強いということもなく、職場全体に多様性の意識の高さが伺えます。

勤務場所によっては、残業が多かったり、ワークライフバランスの調整がしづらいなど意見もあります。女性差別がない環境を考えるとキャリアウーマンを目指したい場合、最高な環境があるともいえるでしょう。

株式会社アクセルが向いている人

株式会社アクセルは、企業の課題を解決する会社であり、以下のような人材に向いているといえます。

  • 自主性と挑戦を重視する若手社員
  • チームワークを重視し、多様な経験を求める人材
  • キャリア志向の女性社員

個人の自主性を重んじつつ、チームの力を最大限に活かすことを重視しています。

多様性を重視しているため、性別や年齢に関わらず、能力と意欲に応じた公平な場で、会社と共に成長したい方にとっては最適な職場といえます。

より詳細に株式会社アクセルとマッチする人材について見ていきましょう。

自主性と挑戦を重視する人

自主性を重んじる環境で、自ら考え行動できる人材に向いています。若手主導の活気ある職場なので、新しいアイデアや革新的な取り組みもしやすいでしょう。

自分のペースで仕事を進められ、個人の裁量権も大きいため、主体的に業務に取り組める人が活躍できる場があります。さまざまな仕事にチャレンジできる機会も豊富にあり、上司や先輩のサポート体制も整っているため、自ら成長したいという意欲のある人にとって理想的な環境といえます。

新入社員を含む社員が積極的に発言できる風通しの良さがありますので、自己の成長と会社の発展に貢献したいと考える若手社員にはおすすめできます。

チームワークを重視し、多様な経験を求める人

チームワークを重視し、多様な経験を求める人におすすめです。

オープンなコミュニケーションができる環境のため、上司と部下の距離が近く、部署全体での協力体制が整っています。業務の幅が広いため、色々な経験を積め、総合的なスキル向上やキャリアの選択肢を広げたい人にとって魅力的な職場ともいえます。上司や先輩を含めて、多くの人と関わる機会があるため、視野を広げつつ人脈形成も可能です。

多様な経験を通じて自己成長を図りつつ、チームの一員として会社の成功に貢献したいと考える人にとって、理想的な環境といえるでしょう。

キャリア志向の女性社員

キャリアウーマンにとって理想的な職場環境です。女性社員の産休と育休が比較的取得しやすい環境が整っており、ワークライフバランスを重視する女性に適しています。

部長クラスにも多くの女性社員がいることから、キャリアアップの機会が豊富にあるといえ、性別による差別がないため、自身の能力を最大限に発揮できる環境です。

ただし、勤務場所によっては残業が多いなどの課題もあるため、自身のキャリア目標と照らし合わせて判断するのが重要です。長期的なキャリア形成を目指し、リーダーシップを発揮したい女性社員にとって、大きな可能性を秘めた職場環境だといえるでしょう。

株式会社アクセルが向いていない人

株式会社アクセルは、指示待ちで変化を好まず、個人主義的な傾向が強い人には向いていません。

自律性、チームワーク、多様性を重視する環境であり、価値観の違いや行動しなくてはいけない環境に慣れず苦労する可能性が高いためです。

  • 常に指示を待つタイプの人
  • 新しい挑戦を避ける人
  • 多様な意見を受け入れられない人
  • チームでの協働を苦手とする人
  • ワークライフバランスよりも安定した環境を求める人

以上のような方は特に向いていません。

その他としては、固定的な役割や明確なキャリアパスを期待する人も、株式会社アクセルの柔軟な環境になじめない可能性があります。

まとめ

株式会社アクセルは人材派遣、セールスプロモーション、業務委託を主な事業とする会社で、企業の課題解決と働く人々の可能性拡大を目指しています。

一方で、違法な労働者供給事業への関与や従業員の不満など、問題点を指摘されています。
若手主導の活気ある職場や自律性を重視する環境、多様な経験を求める姿勢などは良い評判につながっているようです。

指示待ちタイプや変化を好まない人、個人主義的な傾向が強い人には、株式会社アクセルで働くことを推奨しません。
自主性と挑戦を重視する価値観や働き方が合えば十分におすすめできる企業と言えるでしょう。